はったい粉ベーグル
2024.02.13
最近、健康長寿と腸内環境の関係がクローズアップされています。
厚生労働省でも、良好な腸内環境を保つためには、善玉腸内細菌の割合をふやすことが大切で、そのためには、食物繊維をたっぷり含んだ食品を、積極的に取り入れることを推奨しています。
そこでおすすめしたいのが、食物繊維をたっぷり含んだ「はったい粉」です。
山本貢資商店のはったい粉は、国内産裸麦で丹念に作られていて、香高く美味しいのが特徴です。毎日の食生活に取り入れていただき、腸活にお役立ていただきたい商品です。
今回は、この芳ばしいはったい粉をつかった、はったい粉ベーグルをご紹介します。
○使用する製品
はったい粉ベーグルには、白あんと紫花豆の甘煮を巻き込みました。
はったい粉も紫花豆も食物繊維に富み、腸活にはお勧めの食材です。
○使用材料
ベーグル生地 (4個分)
-強力粉 300g
-はったい粉 30g
-砂糖 10g
-はちみつ 10g
-塩 4g
-ドライイースト 小さじ1/3
-水 180ml
具材
-山本の白あん 60g(袋の口の隅を切って、絞りだして使うと便利です)
-紫花豆の甘煮 16粒
※紫花豆甘煮の 簡単作り方
・40℃のお湯で2時間戻します。
・水から湯でこぼして、泡のような灰汁を流します。(3回繰り返す)
・圧力なべに戻し、ひたひたより少し多めに水を入れ、圧力がかかってから15分加熱します。
・常圧まで冷めたら圧力なべの蓋を開け、豆の重さの70%程度の砂糖(お好みで加減してください)を2・3回に分けて入れて溶かします。
・不織布のペーパータオルをかぶせ、弱火で水分が少なくなるまで煮ます。
・仕上げにお醤油を少々入れ、煮詰まったら出来上がり。
食べるもの以外は、耐熱容器に入れて冷凍しておくと、いつでもつかえて便利です。
ケトリング用
-水 1ℓくらい
-モラセスシロップ(ない時は、はちみつ or 砂糖) 大さじ1
○作り方
1.ベーグル生地の材料を全部入れ、表面が滑らかになるまで、10分程度力を入れてこねます。
寒い時期は加える水を30℃くらいの温水にしましょう。
かなり固い生地ですので、力を入れてしっかりこねてください。
2.生地をひとまとめにして、水でしぼった布巾をかけ、室温で15~30分程度休ませます。
冬場は室温放置の時間を長めにとってください。
3.生地を4等分にして、一つずつ丸めていきます。
分割後も布巾をかけて5分程度休ませましょう
4.生地を綿棒で、20×20㎝くらいに四角く伸ばします。
5.伸ばした生地の一方に具材を乗せ、端を折込みながら、空気が入らないようにしっかりと巻きます。
6.閉じ目をつまんでしっかりと閉じて、転がしながら25㎝程度に伸ばします。
7.片方の端を綿棒で伸ばし、もう片方の端を包んでドーナツ形に整えます。
とじ目ははがれてこないように、しっかりとつまんでとめましょう
8.オーブンシートを敷いた天板に並べ、40℃で30~40分程度、発酵時間を取ります。
ベーグルの下にも四角く切ったシートを敷いておくと扱いやすいです
9.発酵が終了したら、オーブンの温度を200℃で予熱します。
10.深めのフライパンに1リットルの水を入れ、モラセスシロップ(はちみつか砂糖でも)を入れて細かい泡が上がるまで加熱し、発酵が終わったベーグルを入れ、片面30秒程度ゆがきます。
11.天板に戻し、200℃で20~25分焼成します。
※焼成後のベーグルを直ぐ食べない場合は、チャック袋などに入れて冷凍すると風味が変わらず保存できます。解凍は、前日から冷蔵庫で解凍し、食べる前に600Wで40秒程度加熱してください。
○このレシピの栄養成分(1個当たりの推定値)
エネルギー 322kcal 、たんぱく質 10g 、脂質 2g 、炭水化物 70g 、食塩相当量1g
はったい粉ベーグルは、むぎゅっとした食感のベーグルになります。
食べるときは、電子レンジで30秒ほど温めると、ふわっとして美味しいです。